【ホテルマン必須】自衛消防技術試験の攻略方法と受験方法教えます!

自衛消防技術試験 ホテル業

こんにちは。今回はホテルマンとしては是非とも取得しておきたい、”自衛消防隊活動の中核的要員”、そのための試験である「自衛消防技術試験」についてご説明します。

こんな疑問や不安をお持ちの方いらっしゃいますでしょうか。

Q.自衛消防技術試験を会社に受けろ言われたんだけどどうしよう。
Q.ホテルの開業に携わるんだけど、自衛消防が必要らしい。
Q.どうやって自衛消防技術試験を受けることができる?
Q.自衛消防技術試験、楽に受かる方法ない?

正直めちゃくちゃマイナーな悩みかもしれませんが、私は少なくても上のような不安を持っていました。

この記事では、自衛消防技術試験の受験方法、勉強方法、当日の流れを詳しく説明していきます。安心して自衛消防技術試験を受けれるようになりますよ!

自衛消防隊活動の中核的要員とは?

漢字ばっかりで嫌になりますよね。

自衛消防隊活動の中核的要員はざっくり言うと、「災害が起きた時に中心になって動かなければいけない存在」「一定規模以上のホテルや旅館であれば、何人か必要な存在」です。

とは言え、実はこの部分はテストでも出るので、以下の定義について、面倒くさいですが覚えてしまいましょう。

自衛消防活動中核要員が必要な建物 必要人数(延面積10,000㎡以下の場合) 必要人数(延面積10,000㎡以上の場合)
3,000㎡以上のホテルや旅館 5人 (延面積-10,000)/10,000+5

※詳しく知りたい方は東京消防庁のHPへお願いします。

東京消防庁<試験・講習><自衛消防技術試験>

 

ホテルの開業に携わったことがある方はご存知かもしれませんが、開業のためには消防計画を消防署に提出しなくてはいけません。

消防計画には、自衛消防中核要員について記載する欄があるので、必要人数以上自衛消防中核要員がいないと、ホテルを開業できません。

ちなみにこの欄には自衛消防中核要員であるスタッフの名前も書く必要があるので、ズルはできません!

自衛消防技術試験の合格率と勉強時間は?

気になる合格率ですが、70%前後と言われています。

これだけ聞くと簡単そうに見えますが、ノー勉ではほぼ受かりません!

また勉強時間ですが、2週間あれば受かります。

要点押さえて勉強すればほとんど落ちない試験でもあるので、効率よく勉強していきましょう!

自衛消防技術試験申し込み方法は?

まず申し込まないことには始まりませんね。とは言えめちゃくちゃ簡単に申し込めます。

この試験を受けるのが初めての方は、兎にも角にも近くの消防署に現金5400円と”横2.4cm 縦3.0cm”の証明写真を持っていきましょう。

消防署で願書をもらえるので、その場で写真張り付けて現金支払えば申し込み完了です。本当に一瞬で終わります。

また後ほど説明しますが、受験番号が100番以降だと、個別試験までに1時間くらい待つことになります。早めの申し込みを行いましょう!

ちなみにテスト自体は毎月1~4回程実施されています。極端な話、テストに落ちたらお金払ってまたすぐ受けれます。ただ何よりお金が持ったない。また会社経費で受けるにしても、2回目以降の経費申請が恥ずかしい、、、という事情もあると思うので1回で受かるのに越したことは無いですね!

自衛消防技術試験に教科書は必要?

結論から言うと、教科書と問題集は必須なので絶対に購入しましょう!

自衛消防技術試験

購入場所は以下のリンクから購入できます。というか、ここでしか購入できません。メルカリでたまに売られますが、すぐに売り切れちゃっています。

防火管理関係図書の一覧 | 公益財団法人 東京防災救急協会
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ただ値段がかなり高いのがネックです。会社に経費精算できるならまだしも、自腹となると割とダメージでかいです。

■学科編教科書・・1800円
■実技編教科書・・1800円
■問題集・・1900円

 

【申込と教科書購入まとめ】
 ・申込は早めに!
 ・とにかく近くの消防署に現金5400円と”横2.4cm 縦3.0cm”の証明写真を
  持っていきましょう。
 ・教科書は絶対に購入しましょう。

自衛消防技術試験の試験概要は?

さて、勉強本番に入る前に、ここでざっと試験概要をお伝えします。もし少し読んでみて「難しい!」と感じたらこのパートはスキップして大丈夫です。

大まかに分けると学科試験と実技試験があります。

●学科試験
①火災・地震に関する基礎的な知識 10問
-燃焼に関すること
-消化に関すること
-火災現象に関すること
-防火対象物の防火防災対策に関すること

②自衛消防業務に関する実務 10問
-出火の防止に関すること
-自衛消防に関すること
-消防設備等の維持管理や取り扱い方法等
-避難施設の維持管理方法等

③消防関係法令 5問
-消防法
-施行令
-施行規則
-火災予防条例
-火災予防条例施行規則
-火災予防施行規程
-東京都震災対策条例

この①②③それぞれで6割以上取ることが出来ると次の実技試験に進むことが出来ます
※ちなみに、もしどれか1つのパートでも6割以上取れてないと実技試験に進むことができないという、意外と残酷なルールが存在します。

●実技試験
④集団実技(筆記試験) 2問~3問
-消防用設備等の取り扱いに関すること(記述)

⑤個別実技(実際に機械を操作) 2問~3問
-消防用設備等の取り扱いに関すること(実技)

実技試験は集団と個別に分かれるところがミソですね。④⑤でもそれぞれ6割以上取得できれば無事合格になります。

以上、難しい言葉が色々並んでいますが、要約すると以下のポイントを押さえておきましょう。

★火災って何故・どのようにして起きるのか。
★どんな体制や法令が存在しているのか。
★どんな器具や設備が存在しているのか。
★実際それらを使ってみよう。

書いていることはたくあんありますが、実技は学科で習ったことが実際に出来るかどうかを見るためのものなので、暗記しなくてはいけない範囲は学科の範囲が中心になります。

また常識で解ける問題や小学校の理科で習った事柄等も多く出るので、あまり考えすぎず、まずは問題集を解いてみましょう!

自衛消防技術試験の勉強方法を教えてほしい

さて本題です。既に説明したように、しっかりとポイントを押さえておけば、合格するのはそんなに難しくない試験です。ここでは押さえるべきポイントを書いていきます。

まずは問題集から

1番ぶ暑い学科編の教科書を開くと、、「難しい!」と思われると思います。最初に不要な概要がダラダラと書いていて不安を募らせてきます。

ただ、問題集を開いてみてください。学科の問題は全て4択、さらに各選択肢で、紛らわしいものはあまり混入していません。

また教科書は細かいことが書かれすぎていて、全部を覚えようとするととても3週間では終わることができません

要点=問題集に書かれている質問と捉えていただいても大丈夫です。(というか本番の問題はほぼ問題集に則したものが出てきます)

そこで分からなかった問題は問題集内の解説を読み(教科書に比べると圧倒的にわかりやすいです)、それでも不明であれば教科書を使うという勉強法がいいと思います。

教科書は実技編から読むこと

学科編の教科書から見ても、文章ばかりでちんぷんかんになります。

例えば以下の問題を、初見で何を言っているかイメージできますか?

例題
Q. 1号消火栓と2号消火栓の使い方の違いを教えて下さい。
Q. 緩降機の使い方の手順を教えて下さい。

どこの何を言ってるか訳わからないですよね。他にもこの試験では、以下のような用語が出てきます。

“消火器、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、泡消火設備、粉末消火設備、不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、屋外消火栓設備、動力消防ポンプ設備、自動火災報知設備、非常警報設備、ガス漏れ火災警報設備、避難器具、誘導灯、連結散水設備、連結送水管、排煙設備、非常コンセント設備、無線通信補助設備”

もちろんこれらの用語を全部覚える必要はなく、写真を見てイメージを掴むだけでOKです。学科編の教科書だと写真はあるものの、白黒でよくわからないんですよ。

それが実技編ではカラー写真で掲載されており、具体的なイメージを掴めます。何より文章が少ない!

具体的イメージを掴んだ後、学科編を読んでみると、実技編で出た箇所が多く出てくるので、「ああ、あの写真のやつね」という感じで理解が深まります。

なので必ず、実技編の教科書を先に開きましょう。

動画で器具の使い方を見ること

各器具の使い方などは実技編教科書で写真で丁寧に説明してくれていますが、やっぱり少し分かりづらいです。。もし皆さんが一度でも器具の現物を見たことがあればなんとなくイメージが分かるかもしれませんが。そうでない人はストレスたまると思います。

特に個別試験は実際に試験管の前でやってみなくてはいけないので、写真だけでの勉強では当日かなり不安になります。

そんなときは今の時代動画で見てみましょう。

Yotubeで気になった器具について検索すればだいたい出てくるので、教科書嫌いの方はまずは動画を見てイメージを掴むことをお勧めします。

時間が無い時は”消防法関連”を中心に!

学科試験は①火災・地震に関する基礎的な知識と②自衛消防業務に関する実務と③消防関係法令があることを既にお話しましたね。

もし、「試験まで1週間切ってしまった!」という方は、③の消防法関連を読みこみましょう。

冒頭にも伝えたように、①②③のそれぞれで60%以上を取る必要があります。

消防法関連は、他の①火災・地震に関する基礎的な知識と②自衛消防業務に関する実務がそれぞれ10問ずつあるのに対し、消防法関連は5問しか出題されず、もしここで3問間違えてしまうと一貫の終わりになってしまうからです。

また、他のパートに関しては常識的に考えると答えられる問題もけっこうあります。ただこの消防法関連に関しては、勉強しておかないと答えられない問題が比較的多いので注意が必要です。

以上、勉強のコツをお伝えしました。あらためて勉強法のまとめを書いておきますね。

・問題集を中心に勉強していきましょう。
・教科書は実技編から開きましょう。
・実技編は動画(Youtube)と一緒に勉強していきましょう。
・時間が無い時は”消防法関連”を中心に!

自衛消防技術試験の本番の流れが知りたい

まず場所ですが、秋葉原と立川の2か所で受験が可能です。

もちろん場所は申し込むときに希望を伝えた上で決めます。別の場所に行かないようにしましょう。

ちなみに私は秋葉原の受験会場を申し込みました。圧倒的に立川より秋葉原の方が人気なようです。場所は秋葉原UDXのすぐ横、駅から3分位のかなり良い立地にあります。

さて、当日の流れを説明します。

午前中

8:30 開場
9:00  ガイダンス開始
9:20  学科試験開始
10:35  学科試験終了

学科試験から開始30分経つと退出が認められます。1時間も経過すると半分以上の人が退出をしていました。午後の試験に備えたい人は早めに退出し、どこかカフェ等で勉強を始めるのもよいかも知れません。

ちなみに秋葉原の試験会場近くでの勉強スポットはガストがおすすめです。11:00前だと空いており、また電源も各席ついているので快適に勉強できます。ドリンクバー片手に勉強するのがいいかもしれません。

ちなみに、、

やっぱり学科試験で一番やっかいだったのは消防法関連のパートでした!

5問しかないうえに、防災センターや消防設備管理についてなど、普通に生活する中ではあまり聞かない単語が多く出てきました。

ただどれも問題集で出た問題を少し変えたようなものなので、問題集さえ網羅していれば大丈夫だと思います。

午後

12:00 合格発表
12:15 ガイダンス
12:45   集合実技試験
13:00 集合実技試験終了
13:00 ガイダンスとトイレ休憩
13:30 個人実技試験開始

12:00 合格発表
1階エレベータ横に合格した受験番号が記載されます。7割くらいの方が学科試験を通過していました(欠席の方も含む)。

この瞬間が1日の間で一番緊張します。。そして無事自分の番号があれば再び会場に戻り午後の試験に備えます。

12:15 ガイダンス
ガイダンス内で、合格後の流れなどの説明があります。また、合格通知書を送る際の宛先記入や申請の方法等の説明があります。試験はまだ続いているのに合格後の話をされるのは違和感があります。。

12:45 集合実技試験
午前の学科試験はかなり時間に余裕があるのに比べ、この集合実技試験は割と急いで答えないと見直しの時間が少なくなります。

とはいえ、3問しか出ないので落ち着いて解けば十分に間に合います。
ちなみにわたしの時はこんな感じの問題が出てきました。

①穴埋め問題
語句の選択肢が与えられ、穴埋めになった文章を埋める試験です。
②記述
文章で問いに答える問題です。問題集の集合実技試験のパートに出てくる
タイプの問題です。
③語句挿入
こちらも穴埋めの文章問題ですが、語句の選択肢は与えられません。

全体的にそこまで難しい問題は出て来ず、これも問題集さえできていれば大丈夫そうです。

13:00 集合実技試験終了
13:00 ガイダンスとトイレ休憩

この時間で個人実技試験に関しての説明とトイレ休憩があります。何しろ人数が多いので、トイレ休憩も4つのグループに分かれ順次呼ばれるという感じでした。

13:30 個人実技試験開始

ここからは受験番号の若い順に呼ばれていきます。最初の方は6人ずつ、3組目位からは3人ずつ呼ばれていきます。

自分の受験番号が呼ばれるまでは参考書を開き勉強しても問題ありません。トイレに関しても係員の方に声をかければいつでも行くことが出来ます。

自分の受験番号が呼ばれると、荷物なども全て持っていき、個別試験の会場に移ります。個別試験が終わり次第そのまま帰宅になります。

ちなみに個別試験自体は5分弱位で終わりました。

私の時は1号消火栓の使い方についての実践と、倒れている人がいるときに防災センターに要請することは何か、という問題に対して口頭で回答するという2問でした。

個別試験自体はあっけなく終わってしまうのですが、なにしろ待ち時間が本当に長い。。私は150番台だったのですが、1時間半くらい待ちました。どこのサイトでも書かれていますが、受験の申し込みは早めにした方がよいです。

もちろん直前で追い込んで勉強したい人は、この待ち時間を使い勉強ができます。ただ私のようなあがり症の人は緊張して教科書の文章があまり頭に入ってこない可能性があるので注意ですね。。

以上が当日のざっくりとした流れです。合否に関しては2週間後くらいに郵送で送られてくるので、合格であれば消防署に行き、合格証と資格証を交換してもらい、全て完了になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最後にあらためて各ポイントの注意点を書いて終わりにしようと思います。

■申し込み~教科書購入
・申込は早めにしましょう。出来れば100番以内に。
・近くの消防署に現金5400円と”横2.4cm 縦3.0cm”の証明写真を持ってい
きましょう。

・教科書は絶対に購入しましょう。■勉強方法
・ちゃんとやれば2週間(毎日2時間勉強)で合格します。
・問題集を中心に勉強していきましょう。
・教科書は実技編から開きましょう。
・実技編は動画(Youtube)と一緒に勉強していきましょう。
・時間が無い時は”消防法関連”を中心に!

またこの試験以外にもホテルのことをもっと知りたい方は、こちらのページも是非ご覧くださいね。

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それではみなさんのご検討をお祈りしています!

 

 

 

 

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