【仮想通貨】未来のために2021年仮想通貨バブルを振り返る

仮想通貨 仮想通貨

約65兆5000億円、これ何の数字かわかりますか?

正解:今回の大幅な下落で吹き飛んだ、過去1週間での仮想通貨全体の時価総額

皆さんもご存知のように、5月19日に仮想通貨市場は、史上稀に見る大幅な下落を記録してしまいました・・

2020年終わりから続いた仮想通貨バブルがとうとうはじけてしまった感じですね。

ちなみに前回の仮想通貨バブルは2017年の11月頃から2018年1月前半まで続きました。それが2018年1月後半に入ると、最高値だった12月に比べてビットコイン価格が40%以下になるという大幅な下落を記録し、バブルが終焉しました。

チャート

それでは今回のバブルはどうでしょうか。

上のチャートをご覧ください。今回のバブルでは6本連続の大陽線で、上昇幅としては前回のバブルを超える勢いがありました。またRSIは90を継続して超えており(80以上は買われすぎのサイン)、バブルの様相を呈していました。

それが先ほどお伝えしたように、わずか1週間でビットコインも50%程まで大暴落。チャートをリアルタイムで見ていた方はきっと震えていたと思います・・

バブルは崩壊してしまいましたが、2017年と2021年のバブル発生&崩壊には共通点があることも分かりました。

次回のバブル時にもっと投資活動を楽しむためにも、この機会に仮想通貨バブルを振り返ってみたいと思います。

今回の仮想通貨バブルはどうして起きたか?

仮想通貨

コロナの影響

まずは「コロナウイルス拡大の影響により、仮想通貨の希少性が高まった」ことが大きいと言われています。

ご存知のようにビットコインをはじめとする仮想通貨は「通貨発行権を有する国家が存在しない通貨」です。そこでは仮想通貨の発行数量を調整できる組織が実質存在しません。

その一方、私たちが使うような一般的な通貨の供給量は、常に右肩上がりで増えています。

特に今回のコロナのような不況下では通貨の枚数が増えていく傾向にあります。各国が金融緩和をする中で、自国だけが緩和しなかったら通貨高になってしまうからです。

それに比較して仮想通貨は先ほど言ったように通貨枚数調整ができないため、相対的には通貨高になっていきます。その分希少性が高くなり、仮想通貨に魅力を感じる人が増え投資金額も増えるという構造が今回見られました。

コロナの影響で付け足すのであれば、コロナ禍で時間が出来たことで、今まで投資活動に興味が無かった人が投資を始めたことも要因としてはあるようです。確かにステイホームでも問題なくできますもんね。

ビットコインの半減期

仮想通貨の「半減期」って言葉を聞いたことがありますか?

実は仮想通貨には発行する通貨の数量を調整するために、定期的にマイニング時に報酬としてもらえる仮想通貨量が半分になる時期が訪れます。

だいたい4年に1度半減期は訪れ、その後は仮想通貨は値上がりする傾向にあると言われています。

【半減期が来る理由】
もし通貨量がずっと増えていくと希少性が無くなってしまいますよね。仮想通貨は半減期を設けることで年々発行量を減少させ、希少価値を作り出しています。ちなみに半減期が無い仮想通貨も存在します。

2020年はビットコインの半減期の年でした。なので通例どおりその後は仮想通貨全体の価格が上がっていきました。

大手企業の仮想通貨参入

2021年のバブルの特徴と言ったらこれですよね。

特にアメリカの大企業を中心に仮想通貨を自社のポートフォリオに組み込む企業が一気に増えたのが今回のバブルでした。

その代表格が、IT企業のマイクロストラテジーや決済サービス大手のスクエアです。

また大手企業の仮想通貨業界への参入も話題になりましたね。その代表格は決済サービス大手のペイパルでしょうか。

ペイパルは仮想通貨の売買サービスを開始しました。私たちユーザーはペイパルのアカウントを持っているだけで、ビットコインなどの仮想通貨の売買と保有が可能となります。また今年の3月にはついにペイパルで仮想通貨を使って決済ができるサービスが発表されました。

そして何と言っても今回のバブルではイーロンマスクさん(テスラモーター創設者)がずっと目立っていましたね。

バブルを盛り上げたのもマスクさん、崩壊の一因となったのものマスクさん、なんとも愉快な方です。

改正資金法案施行

仮想通貨に関する法の整備が整った「改正資金法案」を見逃せません。

・セキュリティや広告表示
・相場の操縦行為
・激しすぎるボラティリティ

今回の改正ではこうした不安要素にメスが入りました。もちろん完全に改善されたわけでは無いですが、仮想通貨の信頼度向上に期待が高まりました。

なぜ仮想通貨バブルは崩壊した?

バブル

中国での仮想通貨取り締まり強化

過去のバブル崩壊を見ても、私はこれが最も大きな要因だと考えています。

5月中旬、中国の各当局は国内における仮想通貨禁止の方針について改めて強調しました。

実は金融機関に対する仮想通貨取扱いの禁止方針は、既に2013年と2017年(両方ともバブル崩壊した年!)にも伝えられていたんですよね。それがこのタイミングで再度伝えられた形になりました。

実は2016年まで、ビットコイン取引の9割を超える取引が中国人民元(CNY)建てだったといわれています。

それが上記の発表により、現在では中国でのシェアはほとんどありません。とは言え1国の仮想通貨取引禁止令は全体に非常に悪い印象を与えます。それは今回も例外ではありませんでした。

テスラによるビットコイン支払い禁止

そしてイーロンマスクさんです。テスラは5月12日、ビットコイン(BTC)による支払い受け付けの停止を発表しました。

テスラはマイニングの際に排出される化石燃料、特に石炭の使用の急速な増加が決済停止の理由としています。イーロンマスクさんが「ビットコインでの決済を可能にする」発言をしたわずか2か月後の突然の発表だっただけに、全員がびっくりした事件でしたね。

2017年仮想通貨バブルを振り返る

2017年バブル発生の理由

■ビットコイン分裂

2017年8月にビットコインの機能改善を目的として、ビットコインの分裂が引き起こされました。

ビットコインの分裂とは、簡単に言うとビットコインが「従来の通貨」と「新しい通貨」の2つに分かれることです。

この時出来た「新しい通貨」の1つに今では有名なビットコインキャッシュがあります。

ここで重要なのが、新しい通貨が出来た際に、ビットコイン保有者は「従来の通貨」も「新しい通貨」も同じ量持つことができるという点です。

例えば分裂時に皆さんが10BTCを保有していれば、ビットコインキャッシュも10BCH(ビットコインキャッシュ)も付与されることになり、実質資産が2倍に増えることになります。

結果として額にバラつきがあるものの、ビットコイン保有者は資産が増えました。

「ビットコインを保有していれば資産増える!」という声は広まり、同じ年の11月の分裂時には買い手が集中がしました。

■半減期翌年

今回のバブルでも起きたものですね。2016年にビットコインは半減期を迎えました。セオリ―通り翌年の2017年には価値が上がることが期待され、買い手が集中しました。

■改正資金決済法

こちらも今回のバブルと同じ要因ですね。というか、今回のバブル時に施行された”改正法案”は、2017年の「改正資金決済法」をリニューアルしたものです。この時仮想通貨という名称から暗号資産へと変更され、仮想通貨がちゃんとした資産として認められた瞬間でもありました。

「仮想通貨って危なくない?」という声が圧倒的多数だった当時において、非常に画期的な法案として話題になりました。

■ビットコイン先物取引開始

ビットコインの先物取引が開始されたのもこの年でした。

【ビットコイン先物取引】
将来の価格を予想し、期日までの取引を約束する方法です。期日が訪れれば強制的に精算が行われます。レバレッジをかけられる、少額から取引可能、売り注文から取り引き可能な点がメリットしてあげられます。

2017年仮想通貨バブル崩壊の理由

■中国や韓国による取り締まり強化

これも今回のバブル崩壊と同じ動きですね。

今回のバブル崩壊時は中国が改めて仮想通貨に対する取り締まりを強化しましたが、この時は韓国も仮想通貨の取り締まりを強化しました。

■コインチェック流出

こちらは覚えている方も多いのではないでしょうか。2018年1月26日、大手取引所のコインチェックがハッキングを受けたことで、580億円相当のNEMが流出してしまいました。多くの芸能人も被害を受けたということで、連日ワイドショーを賑わしたことを覚えています。

当時コインチェックのCMに出演していた出川哲郎さんが何故かたたかれていたのが見ていてかわいそうでした・・

まとめ

こうして前回のバブルと今回のバブルを見比べると共通点があることが分かりますね。

【バブル発生時】
・法の整備が整い仮想通貨に対する信頼度アップ
・ビットコイン半減期の翌年

【バブル崩壊時】
・仮想通貨に対する取り締まり強化

これだけ見ると次回のバブルは2024年頃の可能性が高そうです。

ただ仮想通貨を取り巻く環境は日々変化してるので、これまでのセオリー通りにいくかかは分かりません。

それを象徴するのがテスラをはじめ、徐々に企業で仮想通貨を導入する動きが出てきていることです。

さらにNFT関連銘柄の盛り上がりから分かるように、仮想通貨の実用性が前回に比較し格段に上がっています。

仮想通貨が投機的な商品から、もっと実用性を伴う通貨に変化することで、バブルに期待しなくてもよくなる日が来ることを期待しています。

=関連ブログ=
http://tommylalala.conohawing.com/iostlovers/

 

 

 

 

 

 

 

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