【ホテル業界とは?】ホテルの基本を知って可能性を広げていきましょう!

ホテルに転職 ホテル業

こんにちは。今日はホテルの基本について書いていこうと思います。

ある程度ホテルの知識を持っている方にとっては簡単すぎるかもしれませんが、是非お付き合いください。

Q.ホテルに就職したいんだけど、ホテルの基本知識を知っておきたい
Q.ホテルと旅館の違いって何?
Q.大学のレポートでホテルのことを調べているので参考にさせてほしい
Q.ホテルはたくさんあるけど、どうやって分類分けするのがいい?

Q.旅行が好きだから、もっとホテルのことを知ってみたい。

この記事ではこんなことを考えている方々に有用です。

基本を押さえることでもっとホテルが楽しくなりますよ!コロナ早く明けて好きなだけ旅行行きたいですね!

それでは早速中身を見ていきましょう!

そもそもホテルって何?

この質問パッと聞かれた答えられますか?中々即答できる人はいませんよね。正直覚える必要は全くないと思いますが、豆知識として覚えれば色々なところで自慢できるのでは?

洋式の構造及び設備を主とする施設

「ホテルは洋式な感じ、旅館は和式な感じ」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?

実はその考えでほぼ正解です!

ただ、ホテルとは何かという定義が一応されており、もしちゃんと覚えていたら今後旅行する時マメ知識として披露できそうなので一応書いておきますね。

【ホテルの定義】
ホテルは洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる施設。
ただ、正直言って、上記の定義自体は私は正直重要では無いと思います。こんな定義をされなくても直近で分かりますもんね。
それよりも重要なのは以下の点ではないでしょうか。
ホテルの定義
これ見て分かるのは、ホテルは旅館等に比較しプライベート空間が確保できているのが特徴だということですね。
接客スタイルもホテルの方がプライベートを重視している気がします。旅館ってチェックイン直後に部屋まで女将さんが館内の説明しに来ることが多いですよね。ホテルでホテルマンが部屋まで来ることは中々無いと思います。
プライベートな空間で1人で落ち着きたいときはホテル、オープンな空間を求める時には旅館、気分によって使い分けてもいいかもしれませんね。
逆に就職先を探している方にとっても、自分はどういった接客がしたいか、この定義と照らし合わせて考えてもいいかもしれませんね!

hospes(ホテルの起源)

”ホテル”ってなんでホテルっていうか知ってましたか?

実は中世ラテン語で「旅人・客・宿主」を意味するhospesがホテルという名前の由来だと言われています。

これから分かれて生まれたのがhospitalis。なんか聞いたことありますね?現在のホスピタリティという言葉にとても近いです。意味は”手厚いもてなし”なので、まさにホスピタリティです。これらがさらに派生し形を変え、現代英語で言うhotelに変わりました。

ちょっとざっくりしてますが、ホテルという単語1語を取っても古い歴史があります。ホテルの歴史は別ブログで紹介していこうと思いますので少々お待ちください。

旅館業法に基づき営業

これはちょっと逆説的な考えですが、適用している法律が何なのかが分かれば、そこがホテルかどうかが分かります。

ホテルは旅館業法に基づいて営業をしています。どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

ではそもそも旅館業とはいったい何でしょうか?厚生労働省では旅館業を「宿泊料を受けて人を宿泊させる営業」と位置付けています。

じゃあここで疑問が浮かぶのは、「私、こないだ友人を呼んだんだけど、宿泊料みたいなもの取っちゃった・・」的なパターンです。

まあ、友人から宿泊料を取るっていうのは変な話ですが、長期間で部屋を貸す時に、謝礼程度にお金をもらうケースは特に不思議ではないですよね。

結論から言うとこれは旅館業法を取得する必要はありません。

旅館業法は次の4点を基に総合的に判断しています。

①宿泊料を徴収・・お金をもらって人を泊めさせること。
②社会性の有無・・例えば広告使って宿泊者募ること。
③継続性があるかどうか・・営業を繰り返し行うこと。
④生活の本拠で無い場所か・・自分の家じゃない場所で営業していること。

先ほどの友人を泊めさせるケースで言うと、確かに①に該当するかもしれませんが、他の②~④については該当しないはずです。

このように複合的に見て旅館業法が必要かどうかを判断しています。ホテルはもちろん上記の①~④にバッチリ当てはまっていると思います。なので旅館業法の適用が必要なんですね~

ちなみに詳細を知りたい方は、厚生労働省のHPに記載があるので、特にホテル業を学んでいる学生さんなどは必読ですね!めちゃくちゃ面白いですよ!

厚生労働省HP

まとめ:「そもそもホテルって何?」への回答
旅館業法が適用されている施設、且つ、構造が上記に書いたホテルの定義に当てはまるもの。

ホテルの分類が知りたい

国際的指標

皆さんは”3つ星”とか”4つ星”とかいう言葉を聞いたことがありませんか?映画とかでよく出てきますよね。

実はこの”星”という考えのような客観的指標は、日本では存在しません。社会の通年上の概念で「このホテルは3つ星だな」とかを決めています。予約サイトに記載のある星の数は、各予約サイトが独自に決めたりしています。

それに比較し海外では星やダイヤモンド、または国花等のシンボルを利用し、サービスグレードや価格の違いを客観的に表しています

ホテル価格

上の図をご覧ください。こちらはサービスのグレードと、その他の要素(価格や星数や面積等)の関係性を示したものです。

ちなみにここで言う”リミテッドサービス”は日本でいうところの”宿泊特化型ホテル”で、例えばビジネスホテルなどが当てはまります。

フルサービス型は文字通り、館内に宿泊設備のみならずレストランやウェディング会場、またフィットネス等も備わっているホテルが該当します。

海外旅行に行くとき、この表を知っていればホテル選びが楽しくなりますよ!

日本におけるホテルの種類

先ほども少し触れましたが、ホテル分類には結論から言うと明確な定義がありません。それぞれ「~という傾向がある」くらいにしか分類は出来ないのが正直なところです。

とは言え、通説的に言われているのは下記のようになります。なお、ここでは私の主観も混じっているため、大学のレポートとかでは使わないでくださいね~

□シティホテル
シティホテルは主に都市部に存在し、ファミリーやカップル、友人同士の旅行といったあらゆるシーンにおけるニーズにこたえられるような設備やサービスが整っているのが特徴です。

代表例:マリオット系列ホテル、ヒルトン系列ホテル、プリンス系列ホテル等

□ビジネスホテル
その名の通りビジネスシーンでの利用が多いホテル。構造としてはシングルルームが多く、サービスは宿泊に特化した最低限のサービスが多いです。

代表例:東横イン、ルートイン、スーパーホテル等

□カプセルホテル
基本的に個室は存在せず、共同スペースの中に半個室のようなスペース(カプセル)が並んでいるホテルを指します。

代表例:ファーストキャビン、9H等

□ラブホテル
説明省きますが、まあ、皆さんが想像している通りのホテルです。

代表例:バリアンリゾート等

□リゾートホテル
リゾート地にあるホテルでフルサービス型のホテルが多いですね。宿泊だけでなくプールやウェディング等の設備が備わっているところも。レジャー目的のお客さんが殆どです。

代表例:温泉地やリゾート地にある大型ホテル

とまあ、一応分類してみましたが、やっぱりこれだけではホテルの全てを分類するのは不可能です。

例えば近年ではビジネスホテルでもリミテッドサービス型からフルサービス型に移行しているホテルもあります。

また話題のライフスタイルホテルは、設備やサービスは最低限のところも多いのでシティホテルとは言えないかもしれません。かと言ってビジネスホテルに分類するのも違和感がありますよね。

※唯一シティホテルとビジネスホテルを明確に分けるのはシングルルームの存在です。シティホテルにシングルルームは滅多に存在しないのに対し、ビジネスホテルはシングルルームが多数を占めます。

このように客観的な指標は無いので、各ホテルのブランディングやターゲティングによって分けられるのが一般的と言えます。

まとめ「ホテルの分類が知りたい」に対する答え
明確な定義は無いので、各ホテルの方針に従うのが一般的。各ホテルのHPを見てみましょう!

ホテルのビジネスモデルが知りたい

ホテルで働くからには絶対に押さえておきたいところですね!

ペニンシュラホテルって聞いたことありますか?有名ですよね。恐らくペニンシュラの事業は全てペニンシュラが担っていると思っている方が大半だと思います。

ただ実際は違い、ペニンシュラホテルは以下のような会社が協力してホテル事業を行います。

所有・・三菱地所
経営・・ペニンシュラ東京
運営・・香港&上海ホテルズ

普通に宿泊するだけなら所有が誰だろうとあんまり関係無いですから、知っている人が少ないのも当然です。

所有・経営・運営は別々の会社

ホテルは先ほどのペニンシュラのように所有者と経営者と運営者という3つのプレーヤーが存在します。※例外あり。

早速所有と経営と運営はどのように異なるか見てみましょう。

所有
資産(土地、資産、設備)を経営会社に提供することで収益を受けます。市況にっては賃貸先から賃料交渉を受けますが、経営や運営会社に比較するとリスクは少ないと言えます。

所有者TODO 土地や建物を経営者や運営者に提供します。

経営
実際にホテルを経営して収益を受けます。なので宿泊料等は経営者の懐にまず入り、そこから一定の賃料を所有者に支払います。その分リスクを最も背負うのも経営者になります。

経営者TODO 売上の一部を所有者に渡し、運営委託料を運営者に渡します。

運営
総支配人を含め、運営のプロフェッショナルを派遣しホテル運営をマネジメントします。ホテルの資産は保有しないため比較的リスクは抑えられます。

運営者TODO 実際にホテルで接客したりオペレーション全般を担います。
ただ実際には経営と運営が同じ会社で務めることも多く、必ずしも3つにきれいに分かれているわけではないんですね。このように3つに分かれているのは主に外資系ホテルで多くみられる特徴です。先ほどもペニンシュラもそうでしたね。

運営形態は3つに分かれる

先ほどホテル事業には3つのプレーヤーが存在すると言いました。所有と運営と経営ですね。またこれらは兼務されることもあると説明しましたね。

ここでは所有者と経営者と運営者がどのように関わり合うか、もう少し具体的見ていきます。

A. 所有直営方式
事業者が土地・建物を所有し、ホテルの開発や運営まで一貫して行う方式です。これが一番イメージ付きやすいと思います。簡単に言うと全部自社でやっているケースです。

代表例としていつも帝国ホテルが出てくるので、大手ホテルグループしかやってないと思われがちですが、実際は小規模なホテルや旅館もこの方式を採用するところが多いです。

B.  リース方式
所有者から経営者や運営者が土地や建物を借りてホテル事業を行う形です。私たちの家賃と一緒で、住む人(運営者)が貸してくれる人(所有者)に賃料を支払うことで成り立つモデルです。

C. マネジメント・コントラクト方式
所有者と経営者が、運営をホテル会社に委託するモデルです。ホテルの売上によって運営会社に委託料が支払われます。

既に説明した直営とリースに比較するとちょっとだけややこしいのがマネジメントコントラクト方式です。

まとめ 「ホテルのビジネスモデルが知りたい」に対する答え
●所有と運営と経営という3つのプレーヤーが存在する(掛け持ちあり)。
●直営とリースとマネジメントコントラクトという3つの運営形態がある。

また、この「所有・運営・経営」についてはめちゃくちゃ重要なので、別記事で詳しく説明しています。是非ご覧ください。

【ホテル基礎知識】所有・運営・経営の違いと契約方式が知りたい!
ホテルの基本となる『所有・運営・経営』の違いを詳しく書きました。ホテルについて勉強している学生さん、ホテル業に転職を考えている方、また実際に既にホテルで働いている方に向けた記事です。これらを知ることで、もっとホテルビジネスに携わることが楽しくなってくるはずです。

ホテル関連業界が知りたい

ホテル転職

今回の記事の本題です。もし皆さんがホテルを好きでホテルに関わりたいのであれば、何もホテル運営に携わらなくてもその目的は達成できます。

ここではホテルに関わる業界について書くことで、皆さんの選択肢を広げていこうと思います。ホテルに関わる業界を何例が出しますが、あくまで一例になります。全て記載してしまうと、とてもこの記事内では収まらないからです。

特にホテルに関わる仕事を希望している学生の方、是非参考にしてください!

旅行会社

オンライン予約サイトや店舗型の旅行会社含めて旅行会社をまず最初に挙げますね。
これについては説明不要だと思いますが、旅行者にホテルを紹介している会社ですね。

ⅰ)店舗中心型旅行会社
よく街で見かける旅行会社ですね。お客さんに対面でホテルや旅行パッケージを説明
します。最近ではオンライン予約の勢いに押されている感じはありますが、担当者が
寄り添ってくれるので、個人的には将来的にも続くサービスであると思います。

代表例:HIS, JTB,近畿日本ツーリスト,日本旅行 等

ⅱ)オンライン旅行会社
ホテル業界ではOTA(Online Travel Agent)と呼ばれる業界ですね。ホテル側には送客
だけでなく、各ホテルに営業担当がついており、プロモーションの紹介や売上げに関
するアドバイスをくれたりします。

代表例:Booking.com, Expedia, じゃらん,楽天トラベル

リネン会社

ホテルにリネン(シーツや布団カバーや枕カバー等)を供給してくれる会社ですね。ホテルの経費の大部分はリネン代と従業員に対する給料で占められており、”リネンビジネス”と呼ぶ人もいるぐらい、リネン会社はホテルにとって重要なパートナーです。

ホテルとしてはどのリネン会社を選ぶのかは、そのホテルの命運を決めると言っても過言では無いくらい重要な存在です。

ホテルはリネン会社の営業担当と定期的にコンタクトを取り問題が無いか話合います。

私はリネン会社に勤めたことはありませんが、かなりやりがいのある仕事だと思います。

代表例:ダイトー、TOKAI、綿久リネン等

アメニティ会社

ホテルで使うアメニティ(シャンプー類や歯ブラシ等ですね。無数に存在します。)を納品する会社。先ほどのリネン会社が兼務することもありますが、大手化粧品会社が担当することもあります。

ホテルにとってはブランディングで非常に重要なアメニティ。アメニティ会社の営業担当とは受発注だけでは無く、新商品が出る度に説明を受けたりします。

代表例:POLA、JTB商事等

清掃代行会社

清掃代行会社は、ホテル等に清掃スタッフを派遣する会社。ホテルによっては自前で雇った清掃スタッフを使うこともありますが、客室数が多いホテルの多くは清掃代行会社を使います。

ホテルのレビューの重要なファクターであるクリンネス部分を一手に任すので、非常に重要な存在です。

代表例:EDEYANS、ニューセントラルサービス、Bears

各種メディア

少し今までとは違う切り口ですが、ホテルを紹介するメディアは沢山あります。その中でも雑誌が未だに主流です。私も良いホテル探しは雑誌を利用し行っています。これだけオンラインが普及する中で雑誌という媒体が未だに健在なのは、ライターさん達の努力のたまものですね。

ホテルはその知名度が上がって来ると雑誌等のメディアに取り上げられることが増えます。ホテル紹介やスタッフのインタビュー等を受けることもしばしば。

代表例:Oz mall、HOTELES、Casa、ホテル旅館 等

まとめ 「ホテル関連業界が知りたい」への回答
無数に存在するので、選択肢を狭めない様にしましょう。

おわりに

ホテルの基本を知ろうという記事でしたがいかがでしたでしょう。

「こんな基本を知って意味ある?」という声もありそうですが、結論を言うとホテルの基本を知ることはめちゃくちゃ意味あります。

特にホテル業界で働こうとする方々に伝えたいのは、是非視野を広げて考えてほしいです。

例えばアフターコロナの世界ではもしかしたらセルフチェックインが主流になり、フロントスタッフの需要は低くなるかもしれません。それでも今回紹介したように、ホテルへの関わり方は無数にあります。

またAIが稼働し始めれば従業員が必要無くなるという声もありますが、私は絶対にそんなことは無いと思います。ホテルに行こうとする人たちの多くは依然として”人”からの説明やコミュニケーションを欲していますし、少なくても私たちが生きている今後十数年、その需要は常にあると考えています。

さらにホテルを紹介するメディアの媒体も多種多様になってきています。今回は雑誌を中心に説明しましたが、今私が書いているブログもそうですし、ホテルを紹介するオンライン上のメディアは今後も非常に重要な役割を担うはずです。

ただ、ホテルの基本を知っていないとまず選択肢が狭められてしまいます。

例えば既に説明したように、ホテルに関わるにはホテルを運営しなくても、逆に不動産会社といった”所有”の立場に就職し、ホテル用地として土地を利用しないか、ホテル運営会社に営業をかけることもできます。

また、もしホテルに係る仕事に無事就けたとしても、基本の知識が無いとホテル運営会社と対等に渡り合うことができません。

今は多種多様な業種がホテル事業に参入しており、中には非常に優秀なプレーヤーも存在します。そうした人たちと渡り合うには、今まで以上に知識が必要になってきます。

アフターコロナの時代では、ますます観光に対する需要が上がると思います。今から色々な知識を身につけ、その時に備えておきましょう!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

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